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仮想通貨取引所CREX24でハッキング被害 複数通貨流出の可能性も

国産仮想通貨ファンに人気の仮想通貨取引所CREX24がハッキングを受け、多額の資金が流出していることが6日、明らかになりました。ブラジルの仮想通貨メディアLivecoinsが報じています。

CREX24は多数の国内外アルトコインを取扱うことで有名で、国産仮想通貨ではMonacoin、SanDeGo、Neetcoin、Koto、Bellcoinの取引が可能です。積極的に新規上場を受け入れる一方、基準に満たない通貨を定期的に上場廃止にするなど、取扱通貨の入れ替わりが激しいのが特徴です。

報道によると2020年2月、それらのうち約60銘柄に及ぶ仮想通貨の入出金が停止された状態になり、ユーザーの間で騒ぎになっていたところ、CREX24は仮想通貨「HTMLCOIN」についてセキュリティの脆弱性を理由に2億コイン(時価約100万円相当)が盗難の被害にあったことを認め、損失の補填を模索していると表明したとのことです。

一方で、ある匿名のCREX24ユーザーは同取引所が資金を凍結したことで約32,000ドル(時価約330万円相当)の仮想通貨を喪失したと報告しており、また別の匿名ユーザーはCREX24のウォレットから約13億コイン(時価約700万円相当)の「HTMLCOIN」を含む多数の銘柄が仮想通貨取引所Hitbtcに不正に送金されたと報告するなど、情報は錯綜しています。

Crex24はこの件に関する情報を積極的に発信しておらず、同取引所のコミュニティでは運営の透明性に疑問の声も上がっています。

尚、3月9日記事執筆時点においてMonacoin等の主な国産仮想通貨銘柄の入出金は停止されておらず、またBTCの出金を試したところ、滞りなく処理されたことを確認しました。

CREX24には積極的な情報開示で、ユーザーの不安を取り除くことを期待したいところですね。

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By Katsuo

KT情報ポータル運営事務局 代表・アルファ情報ポータル編集長 2018年初頭に仮想通貨と出会い、同年4月に国産コインSanDeGoの立ち上げに遭遇。以降、仮想通貨を取り巻く熱狂とバブル崩壊を目の当たりにし、「コインで持続的な楽しさを提供すること」を軸に国産コインの普及活動に邁進。SanDeGo情報ポータル、アルファフォーセット、AlphaAdService、アルファDiscord等のサービスを運営。

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