BiteBTC 世界3ヵ所に分散データセンターを構築へ

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2019年1月1日にデータセンター火災が発生して以降、一部ユーザーの顧客情報が消失されたままの状態となっている仮想通貨取引所BiteBTCが、新たな分散データセンターを構築すると発表しました。

投資額は1,000万ドル その中身は

BiteBTCの発表は下記の通りです。

BiteBTC VC Invests $10M in Distributed Data Center

The BiteBTC Venture Fund allocated $10M for the construction of a new distributed infrastructure of data centers to host BiteBTC Exchange servers, including a system of distributed cold storage of crypto assets based on multi-signatures.
The updated infrastructure will include data centers in Singapore, Zurich (Switzerland) and Boston (USA). All processed data (trading operations, deposits, orders, etc.) will be mirrored in three data centers in real time to avoid even the minimal threat of data loss. Additionally, it is supposed to reduce the latency in processing orders to 10-15 ms.
All data centers will meet the latest fire safety requirements and standards for reliable information storage.

BiteBTCより引用 全文はこちら

新しいデータセンターはシンガポール、チューリッヒ(スイス)、ボストン(アメリカ)に位置し、取引データは全てリアルタイムに3つのデータセンターにミラーリングされるだけでなく、仮想通貨資産の保護にマルチシグ*を導入するとしています。

*マルチシグ(Multi Signature)
仮想通貨取引の承認に複数の署名(秘密鍵)を必要とすることで、セキュリティを向上する仕組み

また、全てのデータセンターは最新の防火要件および規格を満たすとのことです。

これで信頼回復できるのか

今回発表された内容は、認可された国内仮想通貨取引所や世界の大手取引所と比べてみると、さほど目新しい内容ではありません。しかし、データセンターで火災が発生するだけで顧客情報が失われるような従来のインフラと比べると、BiteBTCとしては一定の前進をしたと言えるのかもしれません。実際に今回の発表は、下記のような言葉で締められています。

The BiteBTC management is confident that the requirements of security and reliable data storage will be highly appreciated not only by retail traders, but also will help attract large institutional investors.

(BiteBTC経営陣は、セキュリティと信頼性の高いデータストレージが、個人投資家だけでなく機関投資家にも高く評価されると確信します)

とはいえ、再発防止もさることながら、起きてしまった事故に対してしっかり補償することこそが信頼回復に向けた絶対条件ではないでしょうか。引き続き、BiteBTCの今後の動向に注目していきたいと思います。



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